2021.07.9
【管理栄養士・監修】夏バテ予防!豚肉のさっぱり和風レモン煮
暑さから、食欲が減りあっさりした食事が多くなりがちな夏。今回も管理栄養士を迎え、夏バテを予防するカンタンレシピをご紹介します。10分で完成する手軽さです。ぜひ、お試しください。
まずは、チェック! こんな症状がある人は、夏バテかも
さまざまな不調に悩まされる夏。
ひとつでも当てはまれば、夏バテかもしれません。
□ カラダが重だるい・全身の倦怠感
□ ヤル気が出ない
□ 食欲がない
□ 下痢・便秘
□ イライラする
□ カラダが熱っぽい・のぼせ
□ めまい・立ちくらみ
□ 頭痛
□ むくみ など
そもそも夏バテの原因は、
つめたい飲み物やクーラーによるカラダの冷え、
室内外の温度差による自律神経の乱れ、
寝苦しいことによる睡眠不足、
喉越しのいい麺類など炭水化物に食事が偏りがちなことなどが挙げられます。
今回は、夏も疲れにくいカラダになるために、
ぜひ食べて欲しい栄養素にフォーカスしたレシピをご紹介します。
疲労回復効果のあるビタミンB1を
夏バテに、最もオススメしたい栄養素はビタミンB1。
この栄養素は、炭水化物に含まれている糖質をエネルギーに変えて、
疲労回復してくれる、夏バテにぴったりの働きがあります。
また、ビタミンB1は水溶性。
体内から汗として流れてしまうので、夏は不足しがちという点からも
積極的に摂って欲しい栄養素です。
多く含まれる食材:豚肉、落花生、ごま、ウナギ、レバー、豆腐、玄米など
今回は、特にビタミンB1を含む豚肉料理をご紹介します。
それでは早速、つくってみましょう!
レンジでカンタン。豚肉の和風レモン煮
材料(2人分)
豚バラ肉 120g
キャベツ 200g
レモン汁 大さじ1
A
ごま油 大さじ1
鶏がらスープの素 小さじ2
酒 大さじ1
砂糖 小さじ2
薄口醤油 小さじ2
切ってチンして、レモン汁をふりかけて
つくり方
1、豚バラスライスは3cm幅に、キャベツは小さめのざく切りにします。
2、耐熱皿に、Aを加えてよく混ぜます。さらに、豚バラとキャベツを交互に重ね、最後にふんわりラップをして、600Wで6分加熱します。
3、全体を軽く混ぜ合わせ、レモン汁をふりかけて完成。
「豚肉の和風レモン煮」に、玄米ごはんと味噌汁とつけると、
さらにビタミンB1を摂取できますよ。
夏に嬉しい、さっぱりでペロリとおいしいレシピを召し上がれ。
ウォーキングで、もっと夏バテに強いカラダへ
ただ、夏のだるさの原因には、
水分補給が十分でない時に起こる「脱水症状」の可能性も。
代謝に、1日2.5Lもの水分が失われているといわれています。
食事とは別に、1日1.5Lの水分補給が大切です。
そして、適度な運動も夏バテ予防のひとつ。
ウォーキングすることで自律神経が活発になって、
冷房で汗をかきにくくなっているカラダも、汗腺の働きが正常に。
カラダが疲れることで食欲がわき、ぐっすり眠れることも期待できます。
日差しの強い時間帯は避けて、朝か夕方の涼しい時間帯にウォーキングして
夏を元気に乗り切ってください。
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栄養監修 なおこ
静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士。健康運動指導士。700人以上が入院する病院で、患者さんの栄養管理を担当している。
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Text:TRAQ JOURNAL編集部