2021.06.21
ウォーキングで、直感脳を鍛える! 書籍『ひらめく!ひとり散歩ミーティング』
朝からスッキリしない。アイデアが行き詰まることがある。集中力が持続しない。そんな人にオススメなのが、書籍『ひらめく! ひとり散歩ミーティング』です。
著書は、東京大学医学部を卒業後、国内外で脳科学について研究を続ける有田 秀穂さん。実は、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグ、ベートーヴェン、カント、空海、福沢諭吉などの偉業を成し遂げた人たちの共通点は、散歩をうまく仕事に取り入れていたということです。
この書籍では、彼らのウォーキング方法を解説し、ビジネスに取り入れていく方法を伝えています。今回、その一部を紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ひとり散歩ミーティング、どんな人にオススメ?
先ずは、かんたんな確認から。以下、当てはまるものにチェックをつけてみてください。
□朝からスッキリせず、だるい
□ライフスタイルが夜型
□運動不足
□パソコンを長時間使う
□集中力が持続しない
□アイデアに行き詰まる
□人を説得することや交渉が苦手
□落ち込みやすい
□失敗や嫌なことを引きずる
□人前で緊張する
□寝つきが悪い
※有田 秀穂(2016)ひとり散歩ミーティングはこんな人に効果あり『ひらめく! ひとり散歩ミーティング』きこ書房 P5より引用
1つでも当てはまるものがある人は、ひとり散歩ミーティングにきっと手応えを感じられるはずです。
ひとり散歩ミーティングで鍛えられるのは、直感脳
仕事の会議や自動車の運転など
集中しているときに使われるのは、いわゆる言語脳や仕事脳。
インスピレーションを司り、書籍では直感脳と呼ばれる部分は、
日差しの下でリズムよく散歩しているときに活性化されるといいます。
これは、脳内のセロトニン神経が活性化されたことで起こり
晴れの日にたった5分のウォーキングをするだけで
活性化するという研究結果が出ています。
※ウォーキングの効果については
「美脚や骨の強化、やる気もアップ!?驚きのウォーキングの効果とは」でも紹介しています。
つまり、デスクワークや会議室のミーティングより、
5分散歩したほうが、アイデアが湧いてくるということ。
その時のウォーキングのポイントは、
自然のなか、もしくは慣れ親しんだ道を、
太陽の光を浴びながらリズミカルに歩くことです。
偉人たちはどんな風に、ウォーキングをうまく活用していた?
この書籍には、偉人たちのウォーキングの特徴を紐解き、
効果的な散歩方法について書かれています。
ほぼ全部の偉人に当てはまる共通点は、
長年ウォーキングを継続させセロトニンを活性化させていたことです。
ここからは、セロトニンの活性化のために
実際に偉人たちはどのようにウォーキングを行なっていたのか、
その印象的な方法についていくつかご紹介します。
- ベートーヴェン
自然のなかを散歩しながら、作曲のアイデアをメモしていた。
- カント
規則正しい時間に散歩した後、友人と対話することで哲学について深めた。
- 福沢諭吉
約40年間、朝食前に一里半歩く習慣を続け、直感脳を鍛えていた。
- スティーブ・ジョブズ
大事な決断は、散歩ミーティングで相手との共感性を高めた。
など
これらの行動には、たくさんのヒントが隠されています。
ひとりウォーキングをうまく活かすことが、
自身の目標や夢達成における手段になるのかもしれません。
ぜひ書籍を読んでみて、日頃のライフスタイルの中にひとりウォーキングを取り入れてみてくださいね。
<著者紹介>
著者/有田 秀穂
1948 年東京生まれ。東京大学医学部卒業後、東海大学病院で臨床に、筑波大学基礎医学系で脳神経系の基礎研究に従事、その間、米国ニューヨーク州立大学に留学。東邦大学医学部統合生理学で坐禅とセロトニン神経・前頭前野について研究、2013 年に退職、名誉教授となる。各界から注目を集める「セロトニン研究」の第一人者。メンタルヘルスケアをマネジメントするセロトニ ンDojo の代表。『脳からストレスを消す技術』(サンマーク出版)が20 万部を越えるベストセラー。その他の主な著書に『ストレスすっきり! 脳活習慣』(徳間書店)、『セロトニン欠乏脳』(NHK生活人新書)など。著書は50冊以上。「エチカの鏡」(フジテレビ)、「朝イチ」(NHK)などテレビ出演も多数。
発売日: 2016年12月
出版社: きこ書房
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Text:TRAQ JOURNAL編集部