2021.04.9
近所の公園を、ウォーキングコースに取り入れよう
これまで大きな公園を紹介してきましたが、今回はウォーキングコースに近所にある小さな公園を取り入れてみませんかという提案です。都内には大小含め11,982箇所(※)の公園があり、小さな公園もそれぞれに魅力があります。比較的どの公園にも共通する特徴をご紹介します。まずは、近所の公園に歩いてみてはいかがでしょうか?
※国立公園、国定公園、都立自然公園といった自然公園は除く。東京都建設局調べ(令和2年4月1日現在)
ストレッチや筋力トレーニングができる健康器具があるところも
公園は遊具だけと思いきや、健康器具が設置されているところが多々あります。
タイプは大きく3つ。ウォーミングアップに使えるストレッチ器具、効果的な筋力アップに一役かうトレーニング器具、柔軟性や筋力がわかる測定器具です。
その公園にしかない、ならではの健康器具を見つけることも、ウォーキング時の楽しみになりそうです。
気持ちを明るくしてくれる花々で、季節を感じる
都市の公園は、温暖化防止、ヒートアイランド現象の緩和などの目的を持っています。そのためか、小さな公園でも季節の植物が数多く咲いています。例えば、3・4月は、タンポポやサクラ、サクラソウ、ツツジ、ハナミズキなどが開花する季節。その時々にしか見られない、花々は心の癒しにもなりますね。
樹木のある公園では、木の葉がこすれあう音で風を感じることもできます。近くにある公園には、どんな植物があるのかウォーキング途中に探してみてはいかがでしょうか。
進化している手洗い・水飲み場
公園の手洗い場は、蛇口式のものもまだまだありますが、使いやすいレバー式のものも増えています。実は、平成18年に施行されたバリアフリー新法によって、公園の手洗い場はだれもが使いやすいように進化を遂げているんです。
ウォーキング中に喉が渇いた時は、公園で水分補給するのも手かもしれません。
公園に訪れるさまざまな野鳥たち
公園の役割のひとつに、生き物の多様性を守ることがあります。そのため、バードウォッチング向けの公園もあり、小さな公園でも訪れる野鳥を紹介する看板があるところも。近くの公園には、どんな鳥が訪れるかチェックしてみてはいかがでしょうか。
季節によって訪れる鳥がちがうので、年間通じてたのしめます。ウォーキング中に立ち寄って、公園の鳥たちに癒されてみませんか。
心が和む、愛嬌のある動物たち
小さな公園の定番といえば、愛くるしい動物の遊具。見るだけで心が和んでしまいます。ちなみに、東京の公園でもっとも多い動物モチーフはウマ。2位はゾウ、3位はイヌ、4位はウサギ、5位はパンダなんだそう。なかには、白菜や人参といった野菜モチーフも。
動物園になかなか行きづらいコロナ禍。ウォーキング途中に、愛嬌ある動物を眺めてリフレッシュなんていかがでしょうか。
ご紹介したこと以外にも、小さな公園でも災害時の一時集合場所になっているところや、土地の歴史を感じさせるものがあるところも。
大人になってからは、なかなか行かなくなった公園。近所の公園をウォーキングコースに入れることで、自分自身が暮らす街について改めて知るきっかけにもなりそうです。
気軽なウォーキングを応援する、ウォーキングシューズはこちらから
TRAQ BY ALEGRIA(トラック・バイ・アレグリア)のシューズを見る
Text:TRAQ JOURNAL編集部